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サロン
Chinois Shibuya Presents
『シューベルトとショパン、モーツアルトとベートーヴェンを継ぐもの』
ヴァハン・マルディロシアン
ピアノ・ソロコンサート

サロンコンサートNo.27開催!!

現在は指揮者としてもヨーロッパで活躍中のヴァハンさんですが、ピアニストとしてはモーツァルトから現代音楽まで幅広いレパートリーをもつヴィルトゥオーゾとして有名です。現代を代表する作曲家の一人、エリック・タンギーが彼に献呈したピアノ・ソナタをパリで初演した際には、ル・モンド紙が「驚くべきピアニスト」の見出しで半ページを割いて賞賛しています。またロストロポーヴィチ、ギトリスら巨匠がこぞってパートナーに選ぶ名ピアニストとして知られています。

今回の日本滞在時は、「日経ホールでのソロコンサート」、「東京・春・音楽祭」での前橋汀子さんや「紀尾井ホール」でのイヴリー・ギトリスさんとの共演など多忙を極める中、当サロンオーガナイザー幅さんとの個人的な交友から、友情出演して頂きます。シューベルトとショパンという魅力的なプログラムですが、日経ホールのソロリサイタルとほぼ同じ。申し訳ないですが、シノワのサロンコンサートのために、そこでリハーサルしていただきましょう。

昨年ご参加された方はすでにご承知と思いますが、ヴァハンさんの巨体から紡ぎ出される音色はとても豊かで美しく、そのスケールの大きな演奏は、まるで豊潤なブルゴーニュワインを味わっているのに似ています。そしてなんといってもシノワのミニマム空間では、リラックスした自然体で、サロンにふさわしい音楽を聴かせてくれることでしょう。得意のプログラムということもあり、素晴らしい演奏は約束されています。

わずか40名のお客様でアーティストを独占し、ゆったりとした気分で聴ける贅沢。そしてコンサートホールにはないサロンの楽しさを存分にご堪能ください。コンサート後には、季節の食材を使ったコース料理とこの日のために選び抜いたワインをご用意しています。満足していただける事、私たちスタッフ全員が保証いたします!皆様のご予約を心よりお待ち申し上げております

【プログラム】
・第1部 フランツ・シューベルト Franz Schubert (1797-1828)
『4つの即興曲集 作品90 D899』より
第1番ハ短調
第2番変ホ長調
第3番変ト長調

『ピアノ・ソナタ第14番イ短調 作品143 D784』

・第2部 フレデリック・ショパン Frederic Chopin(1810-1849)
『3つのノクターン 作品9』より
第1番 作品9−1変ロ短調
第2番 作品9−2の変イ長調
第3番 作品9−3ロ長調

『英雄ポロネーズ』変ホ長調、作品53

※当日は曲目が変更されることがあります、予めご了承ください。


★オーガナイザー幅氏より 
今回はゴールデンウィークにぴったりのサロンコンサートのお誘いです。昨年その圧倒的存在感で皆様を感動の渦に巻き込んだパリ在住のピアニスト、ヴァハン・マルディロシアンさんがシノワからの熱いラヴコールに応え今年もピアノ、ソロ・コンサートの運びとなりました。
ヴァハン(オーガナイザーの親友なので親愛を込めて、「さん」は省きます)と言えば、以前にヴァイオリンの巨匠、イヴリー・ギトリスと共にサロンコンサートに出演しましたが、今回もイヴリー・ギトリスのお供で来日し、紀尾井ホール、日経ホールで巨匠と共演します。
更に今年は日本が誇るヴァイオリンの巨匠、前橋汀子氏との共演も予定されています。
彼は指揮者としても既にNHK交響楽団、東京都交響楽団などと共演し、イヴリーからも「現在最も信頼出来る音楽のパートナーである」と賞賛されています。

そんなヴァハンが前回のモーツァルトとベートーヴェンに続き、今回プログラムに選んだのはシューベルトとショパンです。世界が認める優れた音楽性、卓越したピアノのテクニークに支えられた彼のピアノ・ソロの演奏を少人数で聴くことができる、シノワならでわの何とも贅沢なひと時です。それではプログラムを簡単に紹介しましょう。
 
シューベルト(1797-1828)はウィーンに生まれ、ベートーヴェンとほぼ同時代をウィーンで過ごし、その僅か30年の生涯にオペラを含めた様々なジャンルで1000曲以上の作品を残しました。
日本では歌曲『魔王』『菩提樹』、弦楽四重奏曲『死と乙女』、ピアノ五重奏曲『鱒』などが有名ですね。一方ピアノ曲では21曲もの優れたソナタを作曲しました。ベートーヴェンの32曲のソナタには及ばぬものの、シューベルトのソナタはその内容においては時にベートーヴェンより深く、ファンタジーに富んだ彼独自の世界を創造しました。
ベートーヴェンが57年の生涯をかけて構築した世界に匹敵するものを僅か30年で創りあげるなんて、正に天才のなせる技。ヴァハンとの会話の中でよく「音楽上の天才は」という話題になりますが、彼は迷わず『その作曲技法においてはモーツァルトとシューベルトはまぎれもない天才の中の天才だ』と指摘します。
私も全く同感で、シューベルトの音楽の詩心・ファンタジー溢れる世界観は、時に優しく、時に悪魔的で聴くものをはっとさせます。
よく音楽は『静寂にはじまり、静寂に終わる』と言われますが、シューベルトの傑作を聴いているとまさにその表現がピッタリくると思います。
そこで今回ヴァハンがプログラムに選んだのはそのようなシューベルトの世界観をあますところなく表現したピアノ曲、『即興曲集 作品90 D899』と『ピアノ・ソナタ第14番イ短調 作品143 D784』です。

『即興曲集作品90』は4曲で構成され、今回はその中から3曲、第1番ハ短調、第2番変ホ長調、第3番変ト長調が演奏されます。
即興曲= Impromtu とはフランス語で「形式、構成にとらわれずに自由に即興する」くらいの意味ですが、シューベルトの場合は自由に音楽的ファンタジーを広げる曲といった感があります。
第1番は深遠さと優しさ、第2番はショパンにも匹敵するようなピアニスティックなまさに即興にふさわしい流動性、第3番は歌心、詩心に富んだシューベルトのファンタジーの世界が表現されています。
3曲ともにシューベルトのピアノ曲を代表する陰影に満ちた天才的な傑作です。
一方『ピアノ・ソナタ第14番イ短調』はベートーヴェンの最高のソナタに 匹敵する優れたものです。
何かを語りかけるかのように静かに始まる第1楽章は、次第にデモーニッシュな力強さを増しシューベルト特有の陰影に満ちた音楽が連綿と続きます。第2楽章は歌曲の王者シューベルトにふさわしい歌詞のない歌曲、不思議な優しさが溢れています。
第3楽章は緊張感に満ち、エネルギッシュな、まるでショパンの葬送ソナタの終楽章を彷彿とさせるようなデモーニッシュなクライマックスへと盛り上がってゆきます。
このある種の暗さに満ちた曲の中にも、ロマンティークな歌が微妙なコントラストを持って挿入されている複雑な世界にはっとさせられます。
これぞ正にシューベルトの天才たるゆえん、ヴァハンの名演でお楽しみ下さい。

第2部はショパン(Frederic Chopin 1810-1849)を堪能します。祖国ポーランドを後にした直後、首都ワルシャワが革命に蜂起し、そのままパリへと流れ着いたショパン。そこではライヴァルとなるリストや他のピアノのヴィルトゥオーゾが凌ぎを削っていました。
そんなパリで新たなピアノ音楽の世界を発展させていったショパン。
彼の音楽は大きく2つに分けられます、一つは祖国ポーランドに起源を持つもの、ポロネーズやマズルカ。
もう一方は前奏曲やノクターン、ソナタ、エチュード、即興曲など。
今回ヴァハンが選んだのは『作品9の3つのノクターン』と有名な『英雄ポロネーズ』。ノクターン = Nocturne(フランス語で『夜の曲=夜想曲』)はアイルランド出身のジョン・フィールドというピアニスト・作曲家が創作したジャンルで、ショパンによって完成された楽曲です。ショパンは21曲のノクターンを残しました。
中でも誰もが一度は耳にしたことがあるのが作品9−2の変イ長調、ショパンと言えばこの曲。しかしよりノクターンらしいのは第1番、作品9−1変ロ短調。明るさと暗さが交錯しながら流れるように展開される様はまさにショパンの音楽そのもの、私はこの曲を聴く度に何故か人々が寝静まったあとの夜のパリの風景を連想してしまいます。
それこそ夜の静寂(しじま)の中に響く曲。第3番、作品9−3ロ長調は中間部に嵐のような激しい動きのある、静と動がドラマティックに配置された非常にピアニスティックなものです。
3曲共に1832年に出版されました。『英雄ポロネーズ』変ホ長調、作品53は1842年に作曲されました。ショパンのエネルギー、パッションが炸裂するピアノの革命児ショパンならではドラマティックな一曲。
ピアノの醍醐味あふれる名曲です。ヴァハンの熱演が楽しみです。

以上簡単にプログラムを解説しましたが、当日はどうか皆さんの耳で、目でじっくりと味わってみて下さい。日本を愛し、武士道を信奉するヴァハンが、その音楽性をピアノに込めて前回同様に圧倒的なパワー全開で名演奏をすること間違い無し。
是非ともお聴きのがしのないように、皆様こぞってご参加下さい。

★プロフィール★
☆ヴァハン・マルディロシアン(ピアノ&指揮)
Vahan Mardirossian, Conductor&Piano
 アルメニア出身。幼少より類い稀な音楽的才能を認められ、パリ音楽院に留学しピアノをジャック・ルヴィエに学ぶ。首席で卒業後はその才能をヴァイオリンの巨匠イヴリー・ギトリスに見いだされヨーロッパ各国、アメリカ、カナダ、ロシアなど世界各国でコンサートをおこなう。ギトリス、ロストロポーヴィッチ、ハンナ・チャンなど世界的な演奏家とも共演を重ねている。
現代音楽にも造形が深く、エリック・タンギーよりピアノ・ソナタ第2番を献呈され、パリでの初演の祭にはル・モンド紙から『驚くべきピアニスト!』の見出しで紹介され、絶賛される。2006年に世界的な指揮者のクルト・マズアの指揮者セミナーに招かれ、それ以降指揮者としてもその非凡な才能を発揮。
現在はフランス、ノルマンディーのカーン市交響楽団の常任指揮者・音楽監督。フランス国立管弦楽団、プラハ放送交響楽団、NHK交響楽団などとも客演し好評を博した。ヨーロッパを中心に指揮、ピアノ伴奏、音楽祭等の多忙な音楽活動をし、その真価を発揮している。CDの制作にも意欲的で、ピアノ・ソロ、伴奏、指揮と既に10枚以上をリリースし、音楽雑誌で絶賛されている。


☆オーガナイザー Itaru HABA
 1959年東京生まれ 音楽オーガナイザー、アンティーク楽譜コレクター。
パリ・ソルボンヌ第3大学、同大学院にて言語学(英語学)を専攻する。幼少時よりイラストレーターであった父の影響を受け芸術全般に興味を示す。より幅広い音楽のレパートリーを開拓すべくフランス留学を機にヨーロッパを中心に貴重な初版譜のコレクションを始める。今までに収集した楽譜、音楽関係の資料は数千点に及び、それらを用いて執筆活動、コンサートのオーガーナズ、レクチャーコンサート、またCDの解説なども手がける。また内外の著名な演奏家に貴重な楽譜を提供し、彼らとともに現在は演奏されなくなってしまった素晴らしい曲をレパートリーとして知らしめるべく、活動を続けている。弦楽専門誌『ストリング』ピアノ誌『レッスンの友』に定期的にコレクションの一部を紹介するコラムを担当している。最近では『プリズム出版』よりコレクションをもとに貴重な楽譜の校訂譜を出版している。「マルモンテル24の性格的エチュード」「ヘンゼルト24のエチュード」「リアプノフ24の超絶技巧練習曲」「メンデルスゾーン交響曲ピアノ連弾版」など。



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●会場/シノワ渋谷店
●日時 2016年5月1日(日曜日)12:00〜15:30
●開場 11:30/コンサート 12:00〜13:00 
●料理 コース料理、シャンパーニュ、ワイン2種付き 
●定員 40名様限定
●金額 19,800円(ワイン、食事代、消費税・サービス料込み)

※事前振り込みをお願いしております
※ご入金後のご返金、キャンセルにつきましては、誠に勝手ながら応じられませんことを、ご了承下さいますようお願いいたします。

●お申し込み/TEL 03−5457−2412


 

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